住宅基礎コンクリート耐震補修補強

樹脂補強剤と特殊強化繊維を複合的に用いる事で基礎を丈夫に補修・強化!

もともと樹脂と強化繊維は大変相性がよく、両者は強力に一体化することができます。 樹脂が本来持っている接着力に、鉄の数倍の引張り強度を持っている強化繊維を併用するとき、2つの異なる素材は互いに連携して一体化し、相乗効果を発揮して、被覆された構造物の体力を格段にアップさせます。 このような優れた工法である連続繊維補修・補強工法は、橋脚や高速道路などの公共工事にも数多く用いられています。

コンクリートクラック被害
平成28年熊本地震後のコンクリート基礎部分

左側の写真は、築10年以上の建物のコンクリート基礎。経年劣化によるコンクリート腐食と熊本地震によるクラック被害。
右側の写真は、熊本地震によるクラック被害。床下の基礎部分は被害状況を把握することができないため、弊社お客様からのご要望で床下点検をして発見した基礎部クラック被害。

コンクリートの劣化は様々な要因によって引き起こされますが、最も主要な要因とされるのがコンクリートの「中性化」による劣化です。 コンクリートは打設直後は強いアルカリ性です。このアルカリの性質により、コンクリート中の鉄筋は腐食から守られています。 ところが、車の排気ガスや酸性雨、さらに潮風による塩害によって、コンクリートは表面から中心部に向かって「中性化」が徐々に進行していきます。 この「中性化」の進行がコンクリート中心の鉄筋にまで到達すると、それまでアルカリによって腐食から守られていた鉄筋が急激に腐食し、腐食による膨張によってコンクリートは内部から崩壊に向かうのです。 コンクリートの「寿命」というのは「中性化」が中心部分にまで及ぶ年数といわれています。それは30年~40年と考えられています。

アラミド繊維シート
コンクリート構造物の補強材「アラミド繊維シート」を使っています!

高強度で軽量なアラミド繊維を、一方向あるいは二方向に編んだシートです。 樹脂を含浸させながら、コンクリートの表面にシートを貼り付けることにより、コンクリート構造物を補強・補修することができます。
アラミド繊維シートは高強度・軽量、高耐久性、衝撃吸収性、非導電・非磁性、電波透過性などに優れて性能を持ち特殊樹脂タフロンと合わせて使用することでコンクリート構造物を補修・補強することができます。

基礎補強施工完了床下点検ができる弊社だからこそできる施工です。

ニッショウ化学では、シロアリ調査での床下点検でシロアリだけではなく配管の水漏れや床束のズレ、断熱材の状態、カビなどあらゆる状況をお客様にご報告いたします。その中でもコンクリート基礎のクラックは非常に危険な状態です。弊社では床下の作業は得意です、コンクリート基礎が気になったらお気軽にご相談ください。

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